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日向で「ひょっとこ夏祭り」 日向坂46の佐々木さん、金村さんが開会式に

「日向坂ポーズ」で集合写真を撮影。後列左から、金村美玖さん、佐々木美玲さん、西村賢日向市長

「日向坂ポーズ」で集合写真を撮影。後列左から、金村美玖さん、佐々木美玲さん、西村賢日向市長

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 日向の「あくがれ広場」(日向市駅前広場)で8月2日、「ひょっとこ夏祭り」が開幕した。

サプライズで用意された日向市産の鶏肉を使った唐揚げを食べる、佐々木さん(右)、金村さん

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 1984(昭和59)年に始まった同大会は、今年で41回目。明治時代に塩見地区の眼科医医師・橘公行によって考案された「日向ひょっとこ踊り」を踊り競い合う。昨年は全国各地から1123人の踊り手が参加し、約4万人が来場した。

 2日の前夜祭の開会式にはアイドルグループ「日向坂46」メンバーの佐々木美玲さんと金村美玖さんが登壇した。歓迎の意を込めて、昨年の踊り手の受賞者から花束、ひょっとこの面、日向ひょっとこ夏祭りのオリジナルTシャツを佐々木さん、金村さんに贈呈した。佐々木さんは「日向市は海が広く開放的。ひょっとこの面も思った以上に重みがあり、驚いた。地元の皆さんにもぜひひなたフェスに来ていただきたい」と話し、金村さんは「『日向坂46時間TV』で日向市に来た。クルスの海だけでなくグリーンパークもすごくいい場所。たくさんの人に愛される祭りに来られてうれしい。ひなたフェスで全国を盛り上げたい」と話す。

 西村賢日向市長も登壇し、「ひなたフェスでは県内のさまざまな飲食店でメンバーのゆかりのある食べ物をファンの皆さん食べてほしいという企画がある。日向市は若鶏の出荷額が日本一」と話し、金村さんと佐々木さんに県内産の鶏肉を使った、金村さんのレシピで作られた唐揚げを用意した。金村さんは「母の味が継承された味。肉が柔らかくておいしい」と笑顔を見せた。

 同日、個人戦として「一般部門」「シニア部門」「キッズ部門」が行われ、160人の踊り手が「ひょっとこ」「おかめ」「きつね」の各種目で踊りを競い合った。一般部門1位は「ひょっとこ」が福岡県の田中みどりさん、「おかめ」が福岡県の藤田富子さん、「きつね」が福岡県の山下葵生さん、シニア部門1位は福岡県の毛利久光さん、キッズ部門1位は日向市の飯干夢叶さんだった。

 飯干さんは「昨年もひょっとこでキッズ部門を優勝した。今年はきつねに挑戦した。きつねがおかめを呼ぶ振り付けが難しかった。来年はおかめを挑戦したい」と話す。

 3日の本祭は、正午に開会宣言を行い、富島高校軽音楽部、日向高校吹奏楽部による演奏の披露、橘ひょっとこ踊り保存会による踊りや衣装の講習会、餅まきを予定する。

 本祭(3日)のメインイベントとなる「ひょっとこ踊りパレード」は18時~。踊り手のグループ「連」が、駅前周辺の1キロ以上にわたるコースを踊りながら練り歩く。今回は72連1292人が、全国18都府県から参加する。

 20時30分~、閉会式となり、最高位の「ひょっとこ大賞」などを発表する予定。

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