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延岡の板金職人がエンクロスで作品展 不要な鉄材で作ったブリキの家展示

赤レンガ部分も鉄で作った木村さんの自信作

赤レンガ部分も鉄で作った木村さんの自信作

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 延岡の板金職人・木村喜久生(きくお)さんが不要な鉄材で作ったミニチュアの家などの作品展が8月5日、延岡市駅前複合施設エンクロス(延岡市幸町3)で始まる。

図鑑を見ながら作ったオニヤンマと工具

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 木村さんは川島町の木村板金に勤め、職人歴35年のベテラン。10年ほど前から、仕事で残った材料で郵便受けを作るうちに「もっと面白いものを作ってみよう」と思い、ジオラマ型の小物入れを作り始めた。今ではミニチュアの家のほか、図鑑を見て昆虫の模型を作ることもある。

 木村さんは「期間中にブリキ細工のワークショップも行う。子どもたちが物を大切にし、ものづくりをやってみたいと興味を持ってもらえたら。大人も子どもも、うまくできなくても『それもいい味』だと思って、楽しんで作ってほしい」と話す。「展示作品は全て鉄でできていてしっかりしている。見るだけでなく触ってほしい」とも。

 8月31日まで。ワークショップは8月17日開催。板金技術を使ってミニチュアの家やディスプレー用のバケツを組み立て、絵付けを行う。開催時間は10時~12時、13時~15時の2回。各8人(予約不要)。

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