延岡市の須美江、熊野江、下阿蘇の3つの海水浴場が7月13日に海開きした。
同日、合同セレモニーが下阿蘇海水浴場で行われた。日豊海岸国定公園の中心部に位置する同海水浴場は、環境省が定める快水浴場百選の「特選」に九州で唯一選ばれている。海での安全祈願の神事のほか、和太鼓チーム「延岡すみれ太鼓 あゆっこ隊」や地元フラチーム「ピカケフラシスターズ」がパフォーマンスを披露し、式を盛り上げた。
関係者によるテープカットの後、小雨が降る中、あゆっこ隊のメンバーなどが海に飛び込み、冷たいながらも初泳ぎに笑顔を見せていた。
延岡観光協会の盛武一則代表理事は「北浦には高速道路が通ったが、3つの海水浴場がある国道388号線沿いを、どのように発展させていくかが重要。大分の蒲江、佐伯、延岡の北浦、市街地と沿線の地域がタッグを組み、延岡を象徴する三大食文化である岩ガキ、伊勢エビ、アユでも盛り上げていきたい」と意気込む。
今季の海水浴場の営業は8月31日まで。