暮らす・働く 学ぶ・知る

宮崎・日向の細島小児童がサーフィン学習 波乗りの楽しさを体感

サーフィンを体験した細島小の児童

サーフィンを体験した細島小の児童

  • 2

  •  

 市立細島小学校の児童が7月4日、お倉ケ浜海水浴場でサーフィン学習に取り組んだ。

人形を使い心臓マッサージを実践する児童

[広告]

 同市は世界サーフィン大会が開かれるなど国内有数のサーフスポット。同校では、同市サーフィン連盟と協議しながら毎年、体育科の授業にサーフィン学習を取り入れる。同市や母校への愛着や親しみを持ってもらうほか海での安全な過ごし方を伝えることを目的とする。

 夏空に恵まれた当日は、同校の5・6年生の児童30人が参加。同連盟の役員など14人が講師を務め、ロングサーフボードを使い波への乗り方を指導した。同市消防本部職員2人も加わり、海で泳ぐ時の注意事項を説明。児童らには人形を使っての心臓マッサージを実践してもらった。

 「初めてサーフィンを体験した。乗れるか不安だったが3、4回、サーフボードの上に立つことができた。来年は1人で波に乗れるようになりたい」と5年生の富井咲多さん。6年生の尾方優心さんは「昨年はサーフボードの上に立つことができなかった。今年はできるようになったのでうれしい。波に乗れた時が楽しいと」と話す。

 同連盟の理事長・甲斐俊作さんは「海開きの前に子どもたちに海での安全な過ごし方を知ってもらうことが海の事故予防につながれば。この機会にサーフィンの魅力を知ってもらえたら。毎年、子どもたちが波に乗れた時にはうれしそうな表情を見せる。こちらもその様子を見て、うれしくなる」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース