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宮崎・高千穂峡に「バルズカフェ」 観光客と地域の人の出会いの場に

笑顔で迎え、コーヒーとサンドイッチを提供する「バルズカフェ」スタッフ

笑顔で迎え、コーヒーとサンドイッチを提供する「バルズカフェ」スタッフ

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 「BARU’s CAFE(バルズカフェ)」(高千穂町三田井、TEL 0982-82-2016)が高千穂町の高千穂峡にオープンして、6月17日で3カ月がたつ。

眼下に高千穂峡が広がるテラス席

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 店主は高千穂町田原在住の興梠(こおろぎ)重徳さん。高千穂峡にある空き店舗で何かしないかと家主に声をかけられたのをきっかけに、英国のカフェチェーン店「コスタコーヒー」のコーヒーやサンドイッチ、地元のチーズまんじゅうなどを提供するカフェを開いた。

 興梠さんはNPO法人「田原未来プロジェクト」の代表として高千穂町田原地区を盛り上げる活動にも取り組む。興梠さんは「カフェを観光客と地域との出会いの場にして、収益を田原地区にある、国の登録有形文化財である旧田原村役場の維持管理に充てられないかと考えている」と話す。

 店内では高千穂町「甲斐製茶園」のお茶や日之影町「旬果工房てらす」のフルーツシロップやジャムなど地元の特産品も販売する。人気コミック「推しの子」の中に高千穂町と思われる風景が出てくるのを受けて、「推しの子」の聖地として盛り上げようと同コミックのグッズも販売している。

 メニューは、コスタコーヒーの「オリジナルブレンドコーヒー」(450円)、「カフェラテ」(500円)、旬果工房てらすのフルーツシロップを使った「山桃ソーダ」「金柑(キンカン)」ソーダ」(以上450円)のほか、手作りサンドイッチとドリンクのセット「タンドリーチキンサンドセット」(1,000~1,050円)、「たまごサンドセット」(800~850円)、甲斐製茶園のお茶を使った「抹茶アフォガード」(650円)、高千穂町「菓子工房 そらいろ」のチーズまんじゅう(270円)などを用意する。

 興梠さんは「今後はスイーツのメニューや地元商品の販売も増やしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~16時。

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