日向市を中心にした中学女子ソフトボールの合同チーム「財光寺・日向ソレイユ」が5月5日・6日に行われた宮崎県予選で優勝し、8月の全国大会出場が決まった。
同チームは今年4月、日向市を中心に、部員数が足りずソフトボール競技ができない中学校の生徒と、昨年発足した日向市のクラブチーム「日向ソレイユ」で活動する中学生が集まって結成された。内訳は、財光寺中2人、富島中4人、平岩小中5人、東郷学園中1人に加え、日向ソレイユに所属する美々津中1人、西郷義務教育学校1人、日南学園中2人、都農中1人の17人。
日南学園中の2人を除く15人のメンバーと監督、コーチの3人、保護者らが6月4日、全国大会出場を西村賢日向市長に報告するため、日向市役所を訪れた。財光寺中の教諭で監督の近藤美里さん、富島中の教諭でコーチの黒木教雄さん、日向ソレイユ代表の佐藤充史さんのあいさつやチームメンバーによる自己紹介、決意表明などを行った。中学生たちは「9年生にとっては最後の大会。初戦突破したい」「エースとして頑張りたい」などと意気込みを見せた。市長に「優勝したらラウンドワンを作ってほしい」と、ちゃめっ気たっぷりに話す生徒もいた。
同チーム保護者会代表の溝口新さんは「子どもたちを応援してやってほしい。今後、物販や寄付を募るなどして遠征費を調達していきたい。日向市を中心に募金活動も行うので、ぜひ協力を」と呼びかける。
全国大会は大阪府堺市で8月10日~12日の日程で行われる。