和菓子製造、販売会社「日吉だんご」(日向市東郷町)が6月2日、工場直売会を開く。
同社取締役の日吉雅紀さんが同社商品や製造場所を知ってもらおうと企画した。4回目となる今回は「パンフェア」と名付けた。
2022年に創業50周年を記念して製造販売を開始した「もち粉」を使った食パン「かんむり」、新商品のフランス産のバターを使ったクロワッサン、食パン「かんむり」の生地を使った「かんむりメロンパン」、「かんむりドッグ」、「たまごサンド」の4種類も販売する。そのほか、チュロスやわらび餅、シュークリームも用意。鶏料理をメインとしたテイクアウト専門店「てげ鳥」(永江町3)も出店し、唐揚げやチキン南蛮などの総菜を販売する。
日吉さんは「食パンの評判が良く、社長がメロンパン好きだったこともあり、メロンパンを中心に他の種類のパンも製造することとなった。メロンパンはパン生地の部分がふわふわ、バターを使った手づくりのクッキー生地の部分はサクサクと焼き上げる。商品名も『かんメロ』という略称で浸透していければ」と話す。「イベント当日は、なるべく焼きたてのパンをお客さまに食べてほしいため、1時間ごとにパンを焼く。新商品の魅力を伝えられたら」とも。
「てげ鳥」店主の寺原佳孝さんは「東郷町で生まれ育ち、日吉さんとも幼なじみ。日吉さんからイベントを開くと聞き、出店したいと思った。自然に囲まれたこの工場でおいしいものをたくさん食べてほしい」とも。
開催時間は10時~13時30分。餅まきは10時~、13時~。工場周辺の3カ所に駐車場を用意する。雨天中止。