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延岡の今山大師で「大沐浴」 祭り「お大師さん」前に一年のあか落とす

今山大師慶賛会の会員を中心に弘法大師像を洗い清めた

今山大師慶賛会の会員を中心に弘法大師像を洗い清めた

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 延岡の今山大師(延岡市山下町)で3月27日、弘法大師像を洗い清める「大沐浴(だいもくよく)」が行われた。

約1.25メートルの足もきれいさっぱり

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 「お大師さん(延岡今山大師祭)」が4月19日~21日に開催されるのを前に毎年行う恒例行事。今山大師には1957(昭和32)年4月に、信者やゆかりのある有志の寄付によって建てられた弘法大師像がある。高さ17メートル、重さ11トン、足の大きさが62文(約1.25メートル)で「日本一の弘法大師像」といわれ、地元住民から「おだいっさん」の名で親しまれている。

 この日は野中玄雄住職による法要後、そろいの法被を着た今山大師慶賛会会員を中心に、高さ17メートルの銅像に設置された足場を上った。高圧洗浄機で水を出しながら、手にしたデッキブラシやタオルを巻き付けた棒で大師像の頭や顔、胴や足などに付いた一年の汚れを洗っていった。

 野中住職は「祭りの3日間が成功裏に終わるようにということと、お参りの皆さまの願いがかなうよう読経した。今年の祭りのテーマは『瑠璃色の地球の平和、お大師さん』。九州三大春祭りの名にふさわしい3日間になれば」と話す。

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