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延岡の千徳酒造が初のアルミ缶入り日本酒発売 既存の瓶が製造中止で

千徳酒造の職人・門田優希さん

千徳酒造の職人・門田優希さん

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 宮崎県唯一の清酒専門蔵「千徳酒造」(延岡市大瀬町2、TEL 0982-32-2024)が2月7日、アルミ缶入り日本酒を発売した。

瓶から缶に変わった飲みきりサイズの日本酒「千徳」

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 同社が缶入りの日本酒を発売するのは初めて。今まで飲みきりサイズの酒は茶色の瓶タイプだったが、同社の職人・門田優希さんによると、瓶を作っていた会社が製造中止を決めたため、変更せざるをえなかったという。門田さんは「透明の瓶なら他社でも製造しているが、それだと目立たなくなってしまう。いっそ缶にすれば、輸送中の割れの心配もなく、品質も以前より保持できる。土産用としての買いやすさや海外への輸出の可能性も考慮した」と話す。缶には英語の説明文があり、宮崎県産の酒米と高千穂を源泉とする五ヶ瀬川の伏流水で作られていることなどを記している。

 価格は190ミリリットル330円。既存の瓶タイプ・金雫カップ(180ミリリットル、290円)は現在店頭に並んでいる分がなくなり次第、販売を終了する。

 蔵の直売所「はなかぐら館」の営業時間は8時30分~17時。

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