日向市体育センター(日向市本町)で7月20・21日、「日向ひょっとこ夏祭り」直前講習会が行われた。
今年で34回を迎え、史上最多の2255人が踊り手としてエントリーしている同祭。初心者から前回優勝チームのメンバーまで、2日間の直前講習会には約220人が参加し、橘ひょっとこ踊り保存会の会員から手ほどきを受けた。
この日は県内のほか、福岡や熊本からも愛好家が参加。昨年、最高の賞である「ひょっとこ大賞」に輝いた「日向ひょっとこ踊り 肥後笑福会」(熊本県球磨郡)も参加し、技を磨いた。同会会長の中村聖也さんは「4歳から83歳のメンバーで月に4回ほど練習している。最近は優勝旗を練習場に持ち込み、必ず旗を持って帰ってくるという気持ちで励んでいる。連覇することはなかなか難しいとは思うが頑張りたい」と意気込む。
同祭実行委員長の是沢利保さんは「今年のパレードには今までで一番多くの参加申し込みをいただき、大変うれしく思っている。今年は初めての試みとしてドローン撮影を行う予定。来年の35周年がさらに盛大なものになるよう努めたい」と話す。
開催日時は8月4日=18時~21時で、前夜祭として日向市駅前交流広場でひょっとこ踊り個人戦などを実施。8月5日=18時~、本祭として日向市駅周辺でひょっとこ踊りパレードのほか、正午から太鼓演奏、ひまわりレディ紹介式、踊り講習会、クイズ大会なども行われる。