とり天のテイクアウト専門店「別府とり天 しらしんけん」(日向市原町4、TEL 070-8900-9634)が日向市原町にオープンして、12月25日で2カ月がたつ。
店主は大分県別府市出身の是松恵さん。別府市内の会席料理店で料理長を8年務め、栄養士でもある。店名は大分県の方言で「一生懸命」という意味。学生時代の友人が日向に住んでいて、是松さんが度々訪れていたことがきっかけで、今年移り住んだ。
メニューは、鶏もも肉を使った「とり天」(100グラム、4~5個入り=330円)、「からあげ」(同、2~3個入り=300円)、「手羽先」(500グラム、7~8本入り=780円)。とり天などの揚げ物は夕方から販売する。大分県の郷土料理「鶏めし」(250円)や、鶏めしにとり天、煮卵、ネギ、紅しょうがをトッピングした「鶏めし天どん」(350円、デラックスサイズ=450円)をはじめ、かつおだしを使い、卵液を銅製フライパンで焼き上げる「だし巻き卵」(250円)、料理長時代に人気メニューだったという「田楽みそ」(450円)、「ひじきのつくだ煮」「ぜんざい」(以上200円)、「スパゲッティサラダ」(150円)、「カラアゲ弁当」(500円)などの総菜や弁当、約10種類を常時並べる。
是松さんは「別府は、とり天の発祥の地。別府まで行かなくても本場の味を当店で味わっていただきたい。電話予約をしていただけたら、揚げたてのものを提供する。手作り総菜も日替わりでたくさん用意する。忙しい日の食卓にもう一品おかずをプラスできるように店を利用してほしい。地元の人に愛される店になれるよう、しらしんけん頑張りたい」と話す。
営業時間は、11時~14時、16時~19時。日曜・月曜定休。