日向市の人材づくり事業「ひまわり塾(SDGs編)」が12月16日、日向市文化交流センター小ホールで最終プレゼンテーション大会を行う。
オーガニック野菜を育てる「日向百生会」の圃場への視察も。左は同代表の黒木洋人さん
人口減少、超高齢化社会が進展していく中で、持続可能なまちづくりを目指し、将来の地域づくりの担い手となる人材の育成に取り組む同事業。本年度の講座は、日向市の現状をSDGsの持続可能な開発目標に当てはめながら、ワークショップや視察などを7回にわたり行った。
最終プレゼン大会では、受講生16人が4つの班に分かれて考えた、地域の課題と解決方法を10分以内で発表する。日向市長など4人の審査員と観覧者がそれぞれ手持ちの「仮想紙幣」を班に投資(投票)し、最優秀賞を決める。
日向市地域コミュニティ課の富山雄介さんは「4つの班が観光、空き家対策、若者の人口増加対策など違うテーマで、日向市のよりよい未来を考えている。年齢も仕事も異なる人たちが頭を悩ませて取り組み、それが最終プレゼンでどのような形になるのか。ワクワク感を共有してもらえたら」と話す。
開催時間は13時30分~15時30分。観覧無料。