カフェ「nap cafe(ナップカフェ)」(日向市日知屋、TEL 0982-55-3772)が8月23日、オープン20周年を迎えた。
「ミニデザート」(左)は、スコーン、ブラウニー、アイスを少しずつ盛合せて提供する
2003(平成15)年に日向市出身の甲斐祥一郎さんがフォルクスワーゲンのワゴンを店舗に改造した移動カフェが原点の同店。2004(平成16)年、鶴町の富島高校前に実店舗を出店。2015(平成27)年、日知屋の今の場所に移転した。
甲斐さんは東京でカフェ店員として働き、鎌倉でカフェ開業の準備をしていたが、親の健康上の理由で日向に帰郷した。
甲斐さんは「当時は日向にカフェがなかったので、やってみようと思った。いつやめてもいいと思っていたが、気づくと20年がたっていた。『カフェでは何をしたらいいのか』とお客さんから聞かれた頃が懐かしい。店も増えて日向にもカフェ文化が根付いた」と振り返る。
メニューは、地元産野菜を使ったサラダとデリ(総菜)を6種類載せ、ベーグルにチーズとベーコンを挟んだ「ベーグルサンドとサラダのプレート」(1,180円)、サラダとデリを載せ、ドライカレーをタコライス風に盛り付けた「カレーとサラダのプレート」(1,180円)など。プラス料金で飲み物やデザート付きにも対応する。
ドリンクメニューは、自家焙煎(ばいせん)の豆を使いハンドドリップで入れた「ドリップコーヒー」(ホット=500円、アイス=530円)、オリジナルブレンドのエスプレッソをべ―スにしたカフェラテ(ホット=530円、アイス=560円)、キャラメルミルク(ホット=510円、アイス=540円)、台湾茶(480円)、「有機紅茶・五ヶ瀬産」(480円)など。ブラウニー(320円)、スコーン(320円)、ガトーショコラ(560円)などの焼き菓子も用意する。
営業時間は11時~17時(17時以降は要予約)。木曜定休。