カーボンニュートラルのゲーム体験会が7月30日、延岡駅前街区ビルの「ワイワイプレイラボ」で行われる。
温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指す「カーボンニュートラル」。2020年10月に日本政府が2050年までに達成することを宣言し、昨年11月、延岡市は国の施策として「脱炭素先行地域」として全国で20の自治体の一つに選ばれた。
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」は、人々が過去から現在にかけて行ってきた活動が地球環境にどのような影響を与えているのかを俯瞰することで、私たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲーム。参加者が1つの組織のメンバーとして1~4人のチームを組み、他のチームと交渉しながら、組織の活動とプライベートの活動を行う。体験会は5月、同ゲームのファシリテーター資格を取得した小御門綾・日向経済新聞編集長が行う。
小御門編集長は「SDGsという言葉は知る人が増えてきたが、カーボンニュートラルはまだまだなじみがない。二酸化炭素は目に見えない物なので想像しにくいかもしれないが、昨今の排出量の多さが、温暖化や自然災害の甚大化などに影響を与えているとも言われる。カードゲームで楽しみながらカーボンニュートラルを知ってもらえれば」と話す。
開催時間は13時30分~16時30分。参加無料。定員は24人。申し込みは電話(日向経済新聞編集部、TEL 050-3699-5353)とワイワイプレイラボ内で受け付ける。