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宮崎・日之影町の「あさひの森」で植樹 森林の機能維持を目的に140人参加

協力して1本1本植樹する参加者たち

協力して1本1本植樹する参加者たち

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 宮雑件日之影町の「あさひの森」で5月14日、植樹活動が行われた。主催は旭化成延岡支社。

0.9ヘクタールにヤマザクラ、モミジ、ケヤキなど1500本を植えた

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 2007(平成19)年から同社が行う活動で、日之影町のほか、高千穂町、五ケ瀬町、延岡市の公有林に木の苗を植え、現在、約47ヘクタールの土地に15万6千本の広葉樹が育つ。今回は同社社員のほか、グループ会社の従業員や同社OB会の会員など140人が参加し、昨年同様、六峰街道天文台近くの林、0.9ヘクタールにヤマザクラ、モミジ、ケヤキなど1500本を植えた。

 同社総務部の川崎秀樹さんによると、植樹活動は森林の機能維持のほか、水害や土砂災害を減らし、地球温暖化対策にも寄与することを目的とするという。川崎さんは「森林は水資源を蓄え、育み、守っている。水を使わせてもらっている、日頃のお礼の意味を込めて、植樹を行う。日之影での初回の取り組みはコロナ禍だったため少人数で開催したが、昨年、今年は多くの人が参加した。レクレーションとして楽しみながら活動してもらっている」と話す。

 参加者の一人で、同社延岡支社延岡総務部の藤倉欣也さんは「社として五ヶ瀬川水系に9カ所の水力発電所があり、水が不可欠。森を豊かにすることにもつながっていくが、普段仕事をしていると、そういう意識をなかなか持てないが、植林活動をすることで生活の中でも感じ取れるきっかけになれば」と笑顔を見せる。

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