日本一の高さを誇る弘法大師像がある「今山大師」(延岡市山下町)が現在、「お大師さんフォトコンテスト」を行っている。主催は今山大師慶賛会。
春の九州三大祭りの一つに数えられる「延岡大師祭」の一環で行う同コンテスト。旧暦3月21日の弘法大師の命日に合わせて3日間行う。今年は4月14日~16日で、大法要や特別護摩祈願などのほか、市内の商店街や市街地で「お接待」と呼ばれる振る舞いや物産展、パレードも行う。
今山大師の野中玄雄住職は「コロナ禍での大師祭は、規模を縮小しての開催だったため地元の人は寂しさを感じていた。今年は4年ぶりの本格開催で、従来通りの町のにぎわいを感じる祭りとなる。そのにぎわいを写真で記録することで、伝統的な祭りの魅力を広く伝えたいという思いと、弘法大師誕生1250年という節目を記念して、6年ぶりにフォトコンテストを行うことにした。お大師さんになったような気分で町の景色、にぎわいを記録してほしい」と参加を呼びかける。フォトコンテストは、2017年(平成29年)「弘法大師銅像建立60周年」を記念して以来、2回目の開催。
期間中、今山大師、パレード、人々の風景など延岡大師祭に関する行事で撮影された写真が応募の対象。スマートフォンでの撮影も可。作品の大きさは4つ切り~ワイド4つ切りサイズのプリントのみ。応募は1人3点まで。応募者の居住地は問わない。応募先はウェブサイトで確認できる。4月20日(必着)。
審査後、特選1点(賞金3万円)、準特選2点(賞金1万円)、奨励賞20点(各奨励品)を選ぶ。ウェブサイトと新聞などで4月下旬、発表予定。イオン延岡店(旭町)で展示会も予定する。