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日向・北町の「オカメザクラ」が満開 JR高架下沿いの通りで見頃に

11年目の開花となるオカメザクラ

11年目の開花となるオカメザクラ

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 日向・北町の北町緑道(旧JR軌道敷)で現在、「オカメザクラ」が開花の見頃を迎えている。

北町緑道をピンク色で彩る

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 オカメザクラは、イギリスで開発された早咲き品種。同じ時期に開花するサクラ・カワヅサクラよりも小さく濃いピンク色の花、一重咲きで下向きに咲くのが特徴。地域おこしの一環として北町緑道、全長330メートルの通り沿いに67本が植えられている。

 毎年8月に開催される日向三大祭りの一つ「ひょっとこ夏祭り」。参加者は赤い衣装におかめ、ひょっとこ、きつねの面をかぶり、伝統芸能「ひょっとこ踊り」を踊る。北町のオカメサクラ植栽は2012(平成24)年、「サクラ博士」として知られる加藤凌介さんから「おかめ」の名の付いたサクラがあることを知らされた地域の人が提案した。

 訪れた20代男性は「知人にサクラが咲いていると聞き見に来た。サクラの花の香りで春の訪れを感じる。普段見るサクラよりもサイズが小さくとてもかわいらしい」と話す。この日はサクラを眺めに訪れ、写真を撮る人の姿も見られた。

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