よさこい踊りチームの演舞を中心とした「結びのまつり」が2月12日、都農町の日向国一之宮都農神社(都農町川北)で開催される。
2017(平成29)年にスタートし、今回で6回目となる同祭。建国記念の日に近い週末に開催してきた。主催する同町のよさこい踊りチーム「弥勒連」代表の河野景子さんは「コロナ禍の影響で公式に観客やチームを招いて開催できるのは3年ぶりになる。祭りの特徴の一つが境内で演舞をすること。神武天皇との縁がある『日向国一之宮』で建国に思いをはせたり、『人を想(おも)い 土地を想い 神を想う』というコンセプトを大事にしたりしながら、地元ボランティアや参加者と共に育ててきた、出来たてほやほやの祭り」と話す。
高知県のよさこいプロチーム「須賀IZANAI連」や九州のよさこいチームを中心にした約20団体の演舞などや、現在、YouTube上で動画配信中の都農町町制施行100周年記念で作られた町民参加型舞台「神武--JINMU-- ~はじまりの物語~」の公演内容の一部を披露する。祭り終了後には、地元有志が結成した任意団体「若風会」主催のイベント「キャンドルナイトinつの」も開く。
河野さんは「会場数や参加チーム数などの規模を縮小しながらも、皆さまのおかげで3年ぶりに開催できることを感謝している。人に土地に神様に喜んでもらえる祭りにしたい」と願いを込める
開催時間は、「結びのまつり」=10時~16時、「キャンドルナイトinつの」=16時~19時30分。