延岡市駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町、TEL 0982-20-3900)で1月28日、エッセイスト・紫原明子さんのトークイベントが開かれる。
紫原さんは、家族、福祉、恋愛、性愛、人間関係等をテーマに幅広く執筆するエッセイスト。執筆活動の傍ら、社会全体が乳幼児に温かいまなざしを向けようと呼びかける「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の発起人としても活動する。
トークイベントでは、昨年11月9日に紫原さんが出版した書籍「大人だって、泣いたらいいよ 紫原さんのお悩み相談室」ついて紫原さん自身が語る。その後、紫原さんをファシリテーターに参加者同士が対話をする「お話し会」を行う。紫原さんが定期的に主催する「もぐら会」と同様、他者との対話を通して自分と世界とを自分自身で掘り深め、新しい自分を発見することが趣旨。
同企画担当のエンクロス・橋本徹さんは「紫原さんは、誰もがフラットに話せる場を提供する活動に積極的。多様な価値観を持った人が集い、交流する場所を目指すエンクロスとしてもその姿勢を見習いたく、今回のイベントにつながった。お話し会は、心に湧いたことを人に話し、人の話を聞く時は意見を述べず、ただ耳を傾けるだけ。他者に受け入れられ、自分もまた他者を受け入れることで新しい自分を発見する方法があることを知ってもらえたら。小学生以下のお子さんは同伴して参加することもできる。女性はもちろん、男性にも参加してもらいたい」と話す。
開催時間は、トークイベント=14時~15時、お話し会=16時~17時30分。対象は中学生以上。参加無料。要予約。