日向・財光寺に12月15日、アウトドア向けの衣料品を販売する「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)日向店」(TEL 0982-52-8855)がオープンした。
(左から)同社専務取締役の土屋哲雄さん。日向店は牧さんと妻・久美子さんの夫婦で営む
フランチャイズシステムで、作業服、作業用品及びアウトドア・スポーツウエアを販売する専門店チェーンを全国に約900店舗展開するワークマンが2018(平成30)年、新業態として一般向けの衣類品を販売するために設立した同業態。130坪の売り場は、一般向けの衣類品を6割、作業服を中心とする商品を4割の割合でそろえ、アイテム数は約2000点。サイズ別だと1万点に及ぶという。
県北2店舗目、県内では6店舗目となる同店。日向店がオープンした同日、宮崎住吉店(宮崎市)もオープンした。
同社専務取締役の土屋哲雄さんは「宮崎市にある加納店が日本一の売り上げで、宮崎県は出店に有望な地域。日向店は国道10号沿いで集客力のある地域だと感じる。県内で8~9店舗は出店する予定。現在は機能性別で売り場を展開しているが、ワークウエアを一般の人にも、より多く取り入れてほしいと、今後は流行を取り入れたデザインなどスタイル別で展開する。作業服でもアウトドア商品でも地域でナンバーワンの店を目指したい」と意気込む。
サステナブルな商品開発にも取り組む同社では、ウールのようなポリエステル生地を使い、はっ水や軽量など10の機能を兼ね備えた「プレミアムスーツジャケット」(3,900円)などを開発。そのほか、耐水圧2万ミリの「INAREMストレッチレインスーツ」、バックパックを収納できる「BAG IN MIXING レインジャケット」(以上4,900円)、妊婦や育児中の母親に特に人気だというはっ水加工した女性向けの「ファイルグリップシューズ」、「ライトプリーツスカート」(以上1,900円)、カーボンを配合したプレートを内蔵したランニングシューズ「アスレシューズ ハイバウンス オーバードライブ」(2,900円)などのロングセラー商品もそろえる。
牧実日向店店長は「専務の『ホワイトフランチャイズ』という本を読んで感銘を受け、今年初めに加盟店になりたいと応募した。オープンまであっという間の1年だった。オープンして思った以上に反響があり、うれしい。お客さんが見やすい商品陳列を心掛け、お客さんが求める商品が常に提供できる状態を保っていきたい」と話す。
営業時間は7時~20時。