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門川の多機能型事業所が開設7カ月 AI教材活用、0歳~18歳に学習機会提供

「ファーストカラーカレッジ」のスタッフ。ロボットをモチーフにした館内で

「ファーストカラーカレッジ」のスタッフ。ロボットをモチーフにした館内で

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 多機能型事業所「ファーストカラーカレッジ」(門川町中須、TEL 0982‐54‐3453)がオープンして7カ月がたった。運営は介護事業を行う「ファーストカラー」。

フリースペースに設置されている「LOVOT」

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 同事業所は、児童発達支援と放課後等デイサービスの機能を持ち、0歳~18歳を受け入れる。特に学習障がいや発達障がいなどの影響で不登校になっている小学1年~高校3年の児童生徒を対象に、インターネットなどの情報通信技術を活用した「ICT学習」の機会を提する供。事業所には児童発達支援管理者、保育士、児童相談員などの有資格者をスタッフとして配置する。

 ファーストカラー社長の大畑智広さんは「不登校が社会問題化して久しいが、学習障がいや発達障がいといった子どもの特性で通えないケースも多い。ここではAI教材などを使うことで、ゲーム感覚でプログラミングを学ぶこともできる。引きこもりの人は全国で24万人ともいわれ、労働人口の減少につながる現状がある。当事業所が早い段階で引きこもりの人たちにリスタートできるきっかけを与えられればと思い、開設した」と話す。

「ICT学習ができることと親しみやすさを表現するために、ロボットを内装のテーマにした。部長、課長と名付けたロボットの『LOVOT(らぼっと)』もいるので、興味のある人は遊びに来てほしい」とも。

 営業時間は9時~17時30分。土曜、日曜、祝日定休。

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