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宮崎・日向で「牧水・短歌甲子園」 過去最多60チームが予選参加、12校本選へ

日向市の若山牧水・文化振興係の鮫島美都実さん

日向市の若山牧水・文化振興係の鮫島美都実さん

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 日向市中央公民館(中町)で8月20日・21日に、高校生の短歌全国大会「牧水・短歌甲子園」が開かれる。

歌人・俵万智さんらが審査員を務める「牧水・短歌甲子園」

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 日向市東郷町出身の歌人・若山牧水を顕彰し開かれる同大会。全国の高校生が自作の短歌を披露し、3人1チームで競う。コロナ禍のため2020年、2021年は形式を変更、紙上での決戦となった。対面で競い合うのは3年ぶり、12回目の大会となる。今年は、過去最高の1都1道2府12県から30校60チームが応募し、初出場4校を含む12校が本選に出場する。宮崎県からは宮崎県立富島高校(日向市)、尚学館高等部(延岡市)、宮崎県立宮崎西高校、宮崎県立宮崎商業高校(以上、宮崎市)の4校が出場する。

 1日目は、用意された題詠「間」「服」「恋」にまつわる作品を発表する。一次リーグを勝ち上がった4チームが2日目の準決勝・決勝大会に出場する。若山牧水記念文学館長・伊藤一彦さんが審査員長を務め、歌人・俵万智さん、大口玲子さん、笹公人さんらが来場し審査を行う。

 日向市役所スポーツ・文化振興課、若山牧水・文化振興係の鮫島美都実さんは「この2年間、日向市を訪れ他校の生徒と対戦したいという出場者の思いに応えられなかったが、ようやく対面で開催することとなった。高校生らしいみずみずしい短歌が披露され、観覧者として大人も楽しめる大会。短歌を詠み上げた後に行われるディベートも見どころの一つなので、高校生の熱いバトルを生で見ていただけたら」と話す。「来場者にはマスク着用をお願いする」とも。

 開催時間は、20日=9時20分~17時30分、21日=9時~13時。

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