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日向で「へべす麺」続々 ハウス物の「へべす」出荷始まり

うどんバー「おだや」のへべすうどん

うどんバー「おだや」のへべすうどん

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 日向の特産かんきつ「へべす」の出荷が6月1日に始まり、市内の飲食店では期間限定のへべすうどんやへべすラーメンの販売を開始した。

へべすうどんとの相性もいい「へべすサワー」

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 うどんバー「おだや」(日向市上町)では名物の「へべすうどん」(650円)の提供を開始。店主が客の目の前で果汁を絞って作る「へべすサワー」(500円)も提供する。店主の小田司さんは「6月初めはハウス栽培のへべすを使うため材料費がかかるが、毎年この日を待ってくれているお客さんがいるので提供を始めた。うちの店で最も愛されているメニューの一つ」と話す。

 居酒屋「日向の里」(上町)では昨年に続き「へべすラーメン」(750円)の提供をスタートした。店主の成合重信さんは「薄切りにしたへべすを1個丸ごと使っている。豚骨でダシをとった久留米ラーメンをベースにアレンジを加え、毎日でも食べられる味の一つ上をいくさっぱり味に仕上げている。へべすの実をつぶして食べるお客さんも多い」と笑顔を見せる。

 へべすは季節を追うごとに緑色から黄色に変わり、酸味が和らいでいくが、両店とも12月末まで提供を続ける予定。

 営業時間は、おだや=19時~翌2時、日向の里=18時~翌3時。日向の里は月曜定休。

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