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延岡・エンクロスでライブイベント 延岡の音楽シーン復活を願い企画

ライブで自身のオリジナル曲を披露する日高昇一さん

ライブで自身のオリジナル曲を披露する日高昇一さん

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 延岡市駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町3)で4月16日、ライブイベント「Dear My Gargal-girl Live(ディア・マイ・ガルガル・ガールライブ)2022」が開かれた。

(左から)イベントに出演した、日高昇一さん、高野瑠菜さん、岸上ナオヤさん

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 宮崎県内を中心に活動するシンガーの日高昇一さんが企画した。延岡市出身の日高さんは53歳。延岡でライブハウスが閉店し、宮崎市でもコロナウイルス感染症のために閉店を余儀なくされている実情を嘆く。「1980年代の延岡市はアマチュアバンドの活動が盛んで、ヤマハ音楽振興会主催の全国大会予選が2日間にわたって行われるほどだった。なんとかそんな延岡の音楽シーンを復活させたいと思い、ライブイベントを企画した」と話す。

 今回が2回目で、日高さんのほか、県北を中心に活動するバンド「HOT ROD(ホット・ロッド)」のシンガーでギタリストの岸上ナオヤさん、宮崎市を拠点に活動するシンガー、高野瑠菜さんも出演した。

 日高さんは県北の「東臼杵」地域を歌ったオリジナル曲「美しき郷(さと)」を披露。高野さんはDREAMS COME TRUEの「大阪LOVER」のカバー曲「宮崎 LOVER」を歌い、客席に向かって「心の中で一緒に歌って盛り上がりましょう」と呼びかけると、観客は拍手で応えた。

 約20人が来場。来場者はマスク着用の下、手拍子や振り付けでライブを楽しんだ。

 イベントを終え、日高さんは「ミュージシャンとして常に挑戦していきたい。次回はさらに盛り上げられるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。

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