アンデス山脈やペルー発祥のロープ編みを楽しんでもらうイベント「マクラメボトルアート」が12月20日、延岡市駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町)で開かれた。主催は「shukran(シュクラン)」(延岡市)。
クリスマスを楽しんでもらおうと、12月1日から館内を飾り付けている同施設。同イベントは、「shape your wish HAVE A Happy WEEK ! (シェイプユアウィッシュ ハブアハッピーウイーク)」と名付け、18日から25日にかけて毎日開催するクリスマス関連イベントの一つとしてシュクランの矢山彩子さんが開いた。
矢山さんは「マクラメはもともとインテリアとしてアラブの商人や船乗りが作ったのが始まりとされる。平結びと巻き結びの2種類を組み合わせることで、ボトルアートやクリスマス飾りなどさまざまなものを作ることができる」と説明する。
マクラメに使うロープは、途上国の労働環境改善に努めているという企業が取り扱うフェアトレードオーガニックコットンを使う。矢山さんは「イベントに参加する人には自分の時間をゆっくりと自分のために使ってほしい。せっかくなら、いいものを自分の周りにそろえてほしいと思い、コットンを選んでいる。マクラメをきっかけに知ったフェアトレードとその商品を使いたいという思いもあった」と話す。
参加した20代女性は「初めてマクラメを知ったときからずっと自分で作ってみたいと思っていた。クリスマスが近いので、キャンドルを入れるのにちょうどよいと思って参加した。自分で使うものを自分で作る時間に喜びを感じる」と話していた。