ハンドメード衣料店「calico cat(キャリコキャット)」(門川町西栄町2、TEL 0982-60-2728)がオープンして2カ月がたった。
店主は門川町出身・在住の宮本真妃さん。20年間、自動車学校で講師を務めてきたが、趣味で洋服を作っていたところ、友人から作ってほしいとの要望を受けるようになり、仕事にできたらと夢を抱くようになったという。店では、宮本さん手作りのシャツ、スカート、パンツ、バッグ、ポーチなどのほか、布地、手芸用品も販売する。
店名は三毛猫の意味。宮本さんは猫好きで、4匹飼っている猫の1匹が三毛猫だという。キャリコ自体には、平織りの綿素材である更紗(さらさ)やキャラコの意味もある。
宮本さんは「昔からファッションは好きだが、最近は既製品の服は買わず、もっぱら自分が作った服を着ている。すでに縫製したシャツやパンツのほか、生地も店に置いているので、お客さまの好みに合わせた色や柄の生地で服を作ることもできる。実は私はメンズのシャツを作るのが一番好き。父の日のプレゼントとして、私の作ったシャツを贈ってもらえたら」と話す。「門川町には手芸店がなく、糸を買う所さえないことを寂しく思っていた。コロナ禍で一時、マスク作りが盛んに行われ、ミシンを買った人も多かったと聞く。マスクだけでなく、服や小物を自分の手で作ってみたいという人がいれば、ぜひお越しいただきたい。手縫いで作ることができるアクセサリーキットもある」とも。
営業時間は9時30分~19時。水曜定休。