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日向の書店の手作りPOPが話題に 市職員が著したエッセー本を後押し

(左から)明林堂書店イオンタウン日向店の書店員・山下麻由美さん、旅エッセー「コミュニケーションおばけ海を渡る」著者の林田慎吾さん

(左から)明林堂書店イオンタウン日向店の書店員・山下麻由美さん、旅エッセー「コミュニケーションおばけ海を渡る」著者の林田慎吾さん

 明林堂書店イオンタウン日向店(日知屋古田町)の書店員が制作したPOPが注目を集めている。

林田さんの写真やプロフィール、訪れた国の国旗などをPOPで紹介する

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 POPを作ったのは販売員の山下麻由美さん。POPは、日向市職員の林田慎吾さんが自費出版した旅エッセー「コミュニケーションおばけ海を渡る」(1,760円)を紹介するもので、ガッツポーズを取る林田さんの写真を拡大して段ボールに貼り、その下に本を並べる。3月3日の発売初日から飾る。天井に届くほどの特大サイズのPOPに、店頭で見かけた人の中にはSNSで「爆笑した」と投稿した人もいた。7日に行われたサイン会にも約20人が集まり、「インパクトがすごい」「林田さんのガッツポーズをしたパネルが、小学生がはしゃいでいるように見えて印象的」「書店員さんに愛されている」などの声が聞かれた。

 山下さんが林田さんから出版の話を聞いたのは昨年秋。出版前の旅の日記の一部を読んだ山下さんは「最初に読んだ時、所々にギャグが織り込まれていて、とても林田さんらしい文章だと思った。旅の出来事だけでなく、人との出会いや感じたことが率直に書かれていて、思わずクスッと笑ってしまうところも多かった。林田さんの海外旅のその後の感想がつづられた後書きを読み、人生観について考えさせられた」と振り返る。「林田さんは普段からアマチュアのお笑い芸人として舞台に立ったり、図書館で読み聞かせを行ったりするなど、人を楽しませたり喜ばせたりする活動をしている。自費出版の話を聞いて、今度は私が何か応援できたらと思った。地元の人が挑戦していることを、書店として少しでも後押しできたらうれしい。POPを作ってからは、立ち止まって読んでくれる人や写真を撮ってくれる人も見かける」と話す。

 山下さんのPOPについて、林田さんは「こんなに大々的に取り上げていただき、本当にありがたい。自分でも恥ずかしくなるくらいの大きなパネルで驚いた。POPだけでなく、しおりを作ってくれるなど、いろいろと工夫をしてくださっているのがうれしい。山下さんをはじめ、書店員の皆さんがここまで応援してくれていることに、感謝の気持ちでいっぱい」と話す。

 同書購入客には現在、山下さんが手作りした林田さんの直筆メッセージ「ありがとう」と写真が入ったしおりを進呈している。

 営業時間は10時~21時。POPを使ったコーナの展開は4月8日まで。同書は延岡店のほか、アマゾンでも扱う。

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