日向市美々津町の立縫(たちぬい)地区で2月7日、「おひなさん祭り」が始まった。
「旧矢野家」にはおひなさまとお内裏さまを囲んでうたげを行う様子を再現したひな飾り
2017(平成29)年にまちおこしの一環として始まった。国の伝統的建造物群保存地区に指定されている立縫地区。江戸から明治期に建てられた家々に現在、ひな人形が飾られている。
今年は「日向市歴史民俗資料館」「美々津まちなみセンター」「旧矢野家」「美々津軒」のほか個人宅など17カ所で展示。7段飾りや、平飾りしたひな人形でうたげの様子を再現した展示など、工夫を凝らしたひな人形が並ぶ。
主催する「美々津の歴史的町並みを守る会」事務局次長の谷村美江さんは「今年で9回目を迎え、地域の皆さんの協力で17軒もの展示が実現した。こうして続けてこられたのは地域の皆さまのおかげ。江戸時代のひな飾りも展示し、毎年訪れる人にも楽しんでもらえるよう飾り方を工夫した」と話す。
3月1日にはイベントを開催。旧備前屋では着付け体験(先着順、1回1,000円)、美々津軒では呈茶(1服100円)を、それぞれ用意。先着100人にぜんざいを振る舞うほか、展示箇所を巡るスタンプラリーも行う。谷村さんは「地元の人たちや美々津中学校の生徒の協力もあり、毎年、まち全体が盛り上がるイベント。今年も楽しんでほしい」とも。
会場には「OMUSUBI MURA」「Mr.Perez’s Kitchen」「nonhas」(以上、宮崎市)、「KECAK」(日向市)など町内外から31店以上が出店。おにぎりやメキシコ料理、ミニたい焼き、金魚すくい、ハンドメード作品を販売するほか、輪投げや的当てなど子ども向け縁日コーナーも設ける。
ステージイベントでは、中学生以上を対象にした「ミス・ミスターおひなさんコンテスト」を実施。当日はその場で問題を出題し、ミスターは伸ばしたメジャーの長さ、ミスは用意されたちりめんの重さを予想。実際の数値に最も近い人が優勝とする。優勝者には、それぞれ米5キロを進呈する。このほか、小学生以下対象の「キッズおひなさんコンテスト」、20歳以上を対象とした激辛カレー早食い競争(当日エントリー可)、宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」のステージショーなども予定する。
開催時間は10時~15時。ひな人形の展示は3月8日まで。