
世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会が7月、同認定地域で撮影した写真で競うフォトコンテストの開催を決定した。
前回(2022年)のグランプリ作品「仙人の棚田」(写真提供=世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会)
「世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域フォトコンテスト」は3年ぶりの開催で、今回が6回目。募集するのは、田んぼや畑などの風景や農作業、伝統文化などを写したもので、高千穂郷・椎葉山地域(宮崎県高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村)の世界農業遺産に関する写真。
グランプリ1点には商品券2万円分と高千穂牛券1万円分、準グランプリ2点には商品券1万円分と高千穂牛券1万円分、会長賞1点には高千穂牛券1万円分、以上の賞とほか入賞10点には副賞として特産品を贈る。入賞作品は広報誌やウェブサイトなどの広報活動にも活用される。
企画を担当する日之影町役場地域振興課の桝田怜さんは「今年は世界農業遺産認定10周年の節目の年で、フォトコンテストも3年ぶりに開催する。この地域の何気ない生活の瞬間を撮って、気軽に応募してほしい」と参加を呼びかける。
受付期間は12月1日~24日。対象作品は2024年1月1日以降に認定地域内で撮影した写真。1人5作品まで。入賞者の発表は2026年1月下旬~2月上旬ごろを予定。