
宮崎県北部の山間部に位置する椎葉村で5月10日、「陶芸体験&ツリーハウスの森探索」が行われる。主催は椎葉村観光協会(TEL 0982-67-3139)。
同村の向山(むこうやま)地区にある「向山窯(こうざんがま)」は、清田政憲さんが椎葉村にUターンして開いた窯。趣味で20年以上、陶芸品を作り、希望者には陶芸体験を行う。今回のプログラムでは、清田さんが手ほどきし、椎葉の土を混ぜたオリジナルの土で手びねりで作る。出来上がった作品は後日発送する。同村観光協会の椎葉奈木沙事務局次長は「陶芸体験は子どもも大人も楽しめて、みんな夢中になる。コップや皿、茶わんなど小さめのものは2つほど作れるので、プレゼントにするのもいいのでは」と話す。
「ツリーハウスの森」は、一級建築士の尾前一日出さんが作った。高さ14メートルのツリーハウスやワイヤロープに滑車を付けて滑り降りるジップライン、目の前に「絶景」が広がる空中ブランコなどが体験できる。椎葉さんは「どれもなかなかできない体験。この時期に新緑広がる椎葉で、ぜひ体験してほしい。『ツリーハウスの森』での昼食は、その時に取れるものを食材に使う。椎葉の恵みを感じながら、自然の中で時を忘れて過ごしてもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は9時~15時ごろ。定員10人。参加費は、大人(高校生以上)=1万1,000円、子ども=8,000円(昼食代、ガイド代、体験料、保険料込み)。申し込みは観光協会で5月7日まで受け付ける。小学生のジップライン体験は要相談。