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日向市駅北側のオカメザクラが見頃 13年目の春を迎える

春の訪れを告げる「オカメザクラ」

春の訪れを告げる「オカメザクラ」

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 日向市駅北側の高架沿いの「オカメザクラ」が現在、見頃を迎えている。

「ひょっとこ夏祭り」にちなみ植えられたオカメザクラ

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 オカメザクラは早咲きのサクラの一種で、カンヒザクラとマメザクラを交配して作出された。花は色が濃いピンク色の一重咲きで下を向いて咲くのが特徴。ソメイヨシノより早く見頃を迎えたオカメザクラは、市民に春の訪れを感じさせている。

 日向市の三大祭りの一つで毎年8月に開催される「日向ひょっとこ夏祭り」は、ひょっとこ、きつね、おかめの衣装をまとった参加者が踊り手のグループ「連」で「ひょっとこ踊り」を披露する。同祭にちなみ、地域おこしの一環で「おかめ」の名の付いたサクラを植樹したいと、地元住民らが2012(平成24)年に全長約300メートルの通りに67本のオカメザクラを植樹した。

 3月9日には、家族連れや友人と訪れた人が多く見られ、写真撮影などを楽しんでいた。友人と訪れた地元男性は「今年もオカメザクラが咲いているという話を聞いて見に来た。オカメザクラを見ると宮崎に春が来たと感じる。花の鮮やかな色を見ると心が明るくなり、元気をもらえる」と話していた。

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