「ギョギョッとサカナ★スター展~お魚たちが教えてくれる海のこと」が11月23日、延岡城・内藤記念博物館(延岡市天神小路)で始まった。
記念撮影でポーズを取るさかなクン(左から2番目)や読谷山洋治延岡市長(真ん中)ら
NHKで放送中の同名番組を展覧会にした同展。今まで番組内で取り上げてきた魚を映像やイラスト、出演者で東京海洋大学名誉博士・客員教授のさかなクンが作った剥製標本などで紹介する。
同日行われたオープニングセレモニーには、さかなクンが登場。「ギョギョッ」と言いながら飛び跳ね、「ギョんにちは」とあいさつをするさかなクンに来館者が歓声を上げた。さかなクンは「延岡には10年前に来た」と話し、「宮崎県は海が青くてきれいだと思った」ことを振り返り、「サカナスターで取り上げた魚は100種を超えるが、世界には4500種いるといわれている。まだ発表されていないものもいるので、ぎょせんしゅ(5000種)を超えるかもしれない」と話した。さかなクンはその後、申し込み開始1時間で満員となった講演会や展示解説も行った。
さかなクンのファンだという宮崎市在住の小学4年男児と母親は、男児の描いた魚のイラストを施したTシャツで来館し、さかなクンの来宮を喜んでいた。
開催期間は、前期=1月13日まで、後期=1月15日~2月24日で、一部作品を入れ替える。開館時間は9時~17時。月曜(祝日の場合は翌火曜)、12月31日・1月1日は休館。入館料は、一般=500円、高大生=300円、中学生以下無料。障害者手帳等提示で本人と介助者1人無料。マイナンバーカード提示で100円引き。