新しい日向市駅ができて今年で10周年であることを記念して11月27日、「新日向市駅10周年記念」イベントが開催された。
263点の公募作品の中から選ばれた日向市駅10周年記念のヘッドマーク
2007年に完成した新駅舎は、2008年に国際的な鉄道関連デザインコンテストである「ブルネル賞」や2009年に建築業協会が主催する「第50回BCS賞」を受賞。そのほかにも駅前の周辺地区デザインとともに、2014年に「都市景観大賞」国土交通大臣賞、「土木学会デザイン賞2014」の最優秀賞に選ばれている。
駅舎と同じ年の10歳の一日駅長、日向市立財光寺南小学校4年、川野心花(みはな)さんが4人の歴代駅長とともに、博多発宮崎空港行き特急「にちりん7号」の出発号令をかけた。
併せて、263点の公募作品の中から10周年記念のヘッドマークが決定。ひょっとこと10の数字がデザインされた、京都市の居関孝雄さんの作品が選ばれ、今後サンシャイン号に付け運行を予定する。
ほかにも、10周年記念式典をはじめとして、日向市市民吹奏楽団による演奏や日向高校音楽部による合唱のほか、地元愛好家による書道パフォーマンスやダンスが披露された。