林業や山での暮らしに特化した移住施策の一環として体験ツアー「山ごこち体験ワークステイ」が2月3日~5日、2泊3日の日程で開催される。主催は日向・東臼杵市町村振興協議会。
参加対象は、山暮らしや山の仕事に興味のある16~55歳の男女。耳川の流域にある日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の1市2町2村での山里の暮らしを体験してもらい、移住者を増やすことを目的にしている。
林業や造林体験のほか、キンカンやシイタケの収穫、宇納間備長炭の制作現場を見学する。夜神楽鑑賞や地元食材を使った郷土料理も体験することができる。
日向市総合政策課政策推進係の黒木孝亮さんは「この地域は、東はサーフィンの聖地で、西は世界農業遺産に認定された山里が広がる自然豊かなところ。地元の温和な人々と触れ合い、魅力を実感してもらいたい」と話す。
参加費は2,000円。宿泊費、バス料金、体験料などは無料。当日集合場所であるJR日向市駅までの往復交通費は自己負担。応募締め切りは1月23日まで。