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日向に「kakure cafe NICO」 元看護師が開業、果樹園・菜園併設し無農薬野菜提供

富高に家庭菜園併設のカフェをオープンした堀由希子さん(左)と母親の千鶴さん

富高に家庭菜園併設のカフェをオープンした堀由希子さん(左)と母親の千鶴さん

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 日向・富高に3月25日、「kakure cafe NICO」(TEL 0982-54-8466)がオープンする。2月末まで宮崎市内で看護師として働いていた堀由希子さんが地元にUターンし、開業した。

ソファが置かれたチャイルドルームには新生児用のベッドも

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 カフェの横には栗、柿、地元特産の「へべす」などの果樹園を併設し、家庭菜園では無農薬野菜を自家栽培する。堀さんの母と叔母の3人で運営する。

 堀さんは「料理とコーヒーが好きな母や叔母と一緒にカフェを開くのが夢だった」と話す。大阪、大分で看護師として経験を積み、宮崎市内で勤めるようになってからは日向市の実家に帰るたびに少しずつカフェ開業の準備を進めた。地元の商工会議所や国民生活金融公庫などを利用しながら念願のオープンにこぎ着けた。

 ランチは季節のサラダ、ホットサンド、スープ、デザート、コーヒーがセットになった「NICOランチ」と、唐揚げ、煮込みハンバーグ、生姜焼き、チキンカツを週替わりで提供する「PONランチ」(共に980円、限定10食)、ミニ煮込みハンバーグ、チキン南蛮、フライドポテト、ミニデザート、ライスジュースなどがセットになった「お子さまランチ」(500円)の3種のメニューを用意する。

 ディナーには、生ハムのカプレーゼ、チキン南蛮、グラタン、ピザトースト、デザートなどと飲み放題がセットになったコース料理(男性3,800円、女性3,000円、小学生1,000円、小学生未満無料)と、料理のみのコース(大人2,000円、小学生500円、小学生未満無料)を用意。料理のみのプランは各自で飲料を持参する(持ち込み料1人100円。氷、水などは提供)。アラカルトで「フレンチトースト」(600円)、「フライドポテト」「枝豆」「卵焼き」(各350円)などのつまみメニューや「隠れメニュー」と名付けた単品料理、その他「スパイシーオニオンカレー」(小サラダ付き、680円)、「チキン南蛮」(スープ・ライス付き、880円)などの定食メニューも提供する。

 代表の堀さんは「地域で子育てを頑張っているママや、子どもたちを見守ってくれているおじいちゃん、おばあちゃんたちの憩いの場にしたい。将来は地域住民の方の雇用も生み出せれば」と意気込む。4月からは堀さんの母のたっての希望であった「こども食堂」を毎週第4土曜のランチタイムに実施する。

 営業時間は、11時~16時、18時~21時。4月から第4土曜の通常営業はディナーのみ。火曜・第1月曜定休。ディナーのコースは要予約。

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