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日向の古民家レンタルスペース1周年 サーフィンをテーマに作品展示も

古民家を再生した「ゆめのかたちぷろじぇくと。」

古民家を再生した「ゆめのかたちぷろじぇくと。」

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 日向・美々津の古民家レンタルスペース「ゆめのかたち ぷろじぇくと。」(美々津町中町、TEL 070-6987-5039)が10月20日、1周年を迎えた。

画家で俳人の松田大児さんの作品

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 江戸時代の町家造りの建物をリノベーションし、レンタルスペースとして活用される同施設。大阪で物流会社を経営する八田俊吾さんが、趣味のサーフィンのために日向を訪れていたことをきっかけに古い町並みが残る美々津の魅力を知り、同物件を所有するに至った。

 11月3日には1周年を記念したイベントを開催。サーフィンをテーマにした創作活動を行う画家の松田大児さんや写真家の横山泰介さんのトークショーや、サーフショップ「Seed's」(平岩)のオーナー・疋田衆一さんによるアコースティックライブが行われた。

 ゲストとして招かれた、元の家主である河野泰宏さんは「私が高校まで過ごした思い出の家がこんなしゃれた家に変わり、うれしく思っている。大阪と行き来し、商売をしていた廻船問屋を大阪の八田さんにお譲りできたのも何かの縁だと思う」と話す。

 八田さんは「今までで一番多くの人が集まってくれた。ここはお試しの場所。やりたかったことに思いあくがれ、いろいろなことに使ってほしい。人が集まれば地域のためになると思う。誰でもウェルカムなので、面白いことをどんどんやってみてほしい」と笑顔を見せる。

 同館長の畑靖子さんは「だんだんと知名度が上がってきたことを実感している。今はレンタルスペースとしてだけでなく、日本茶と果物を煎った香り茶専門店としても営業中。ゆっくりとした歩みでいいので、いろいろな人にお越しいただければうれしい」と話す。

 松田さんと横山さんの作品展示は開催時間10時~16時。12月1日まで。水曜定休。レンタルスペースの借り手も募集中。

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