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日向・東郷で「ワクワクアート」ワークショップ 小学生らオブジェの原案描く

「アオバズク」を描いた東郷学園の児童

「アオバズク」を描いた東郷学園の児童

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 日向・東郷の福瀬地区公民館(東郷町山陰乙)で9月15日、同町に新しく作られるオブジェのためのワークショップが開かれた。主催は宮崎県立美術館。

現代美術作家の谷山恭子さん(左)と子どもたち

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 宮崎県民が文化芸術に親しむ機会の充実と、アートを通した地域活性化を目的にする「ワクワクアートアーティストがやってきた!」の開催地に、福祉施設「スマイルホーム360」(旧・福瀬小学校)が決定。オブジェが設置されることになり、これを受けて同ワークショップ。オブジェの制作を行う現代美術作家の谷山恭子さんを招き、原案となるモチーフ作りに東郷学園の小学生、同ホームの通所者、同地区の住民、計45名ほどが参加した。

 オブジェは旧校舎の道路側壁面に設置。原案の絵をもとに谷川さんが壁に色を塗り、金属などを使ってオブジェを作る。そこにゴーヤやアサガオなどツルの伸びる植物をはわせて栽培し、収穫などを通じて継続的に人の集まる場所として活用される。

 谷山さんは「このあたりには、『アオバズク』というフクロウがやってくると地元の方に伺った。フクロウなどの動物や植物、福瀬にある自然を描いてもらえればうれしい。オブジェを作り、みんなが集まる町の『ランドマーク』にしよう」と参加者に声をかけた。

 参加者は1時間半ほどかけて思い思いに絵を描き、谷山さんや美術館のスタッフなどと交流を深めた。

 同オブジェの公開制作の日時は11月17日、19日~23日=10時~16時(最終日のみ12時まで)。会場に掲げる旗づくりのワークショップも公開制作と同時に行われる(ただし、23日を除く)。

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