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延岡で柳家喬太郎さんら舞台あいさつ 「地獄絵図だった」ユーモア交え撮影秘話も

映画初主演の落語家・柳家喬太郎さん(左)と脚本家の本田誠人さん

映画初主演の落語家・柳家喬太郎さん(左)と脚本家の本田誠人さん

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 延岡の「延岡シネマ」で4月5日、映画「スプリング、ハズ、カム」の公開を記念して、舞台あいさつが行われた。

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 落語家の柳家喬太郎さんが初主演した同作。延岡出身で、劇団「ペテカン」所属の脚本家・演出家で俳優の本田誠人さんが脚本を担当し、この日は2人で登壇した。

 同作は、喬太郎さん演じるシングルファーザーが、石井杏奈さん演じる一人娘の璃子を東京に送り出すため、広島から上京。親子で祖師ヶ谷大蔵の街を歩く一日を中心に物語が展開する。

 喬太郎さんは「前座に戻った気分でやった。落語は一度やったら終わりだが、映画はカメラのアングルを変えて何度も撮り直すので地獄絵図だった」とユーモアを交えて振り返った。偶然にも自分の出身地である祖師ヶ谷大蔵が物語の舞台であることに縁を感じたという。

 同作は今年10月「スプリング、ハズ、カム THE STAGE」として、東京・浅草で舞台版が上演される予定。喬太郎さん主演で、その他の配役は本田さんの劇団のメンバーが中心。娘役には同劇団の延岡出身の新人が起用されることがこの日明らかにされ、喬太郎さんは広島弁に続き、舞台版では宮崎弁を披露しなくてはいけないことに驚きを隠せない様子だった。

 6月より宮崎市の「宮崎シネマ」で上映予定(同館での上映は今月14日まで)。

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