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日向の「天領うどん」に秋季限定メニュー とり天と「へべす」をトッピング

「天領うどん」新生町店のスタッフと(右)社長の田崎澄さん

「天領うどん」新生町店のスタッフと(右)社長の田崎澄さん

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 うどん店「天領うどん」(日向市新生町、TEL 0982-52-2822)が10月1日、秋季限定メニュー「とり天へべすうどん」の販売を始めた。

「とり天」をのせた秋季限定メニュー

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 1966(昭和41)年3月に創業した同店。現在は日向市に4店舗、門川町に1店舗、延岡市に3店舗を展開する。メニューの天領うどん(釜揚げうどん、340円)は多くの日向市民にとって小さい頃から慣れ親しんだ「ソウルフード」として知られている。2016(平成28)年に宮崎県が県内の各エリアで一押しメニューを選んだ「宮崎オススメめし」の中でも、東臼杵郡エリアの1店として紹介されている。

 麺やだしは全て自社工場で作り、5時から全店分1500食以上を仕込むという。麺は国産とオーストラリア産の小麦粉をブレンドした細麺で、だしは鹿児島県枕崎産のかつお節、北海道産真昆布、宮崎産干しシイタケなどで取り、同店オリジナルの薄口しょうゆを合わせる。 今月、宮崎県から「宮崎県産乾しいたけ料理の店」として新たに認定された。

 秋限定メニューの「とり天へべすうどん」(460円)は、宮崎県産の鶏むね肉を使った「とり天」と日向特産のかんきつ類「へべす」をのせる。

 2代目社長の田崎澄さんは「5年前に行われた日向市駅前のイベントで提供したら好評だった。その後、秋限定の商品として毎年販売している。へべすが旬の時期にだけ販売するので、食べられるのは約2カ月程度。天領うどんはできたてのおいしいうどんを地元のたくさんの人に食べてもらいたいと創業した。これからも地域の味を守り、県外へ行った人たちが故郷の味として思い出し、天領うどんを知らない方にも自信を持って紹介できるような店にしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。

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