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宮崎・日向で高校生が短歌で競う「牧水短歌甲子園」 参加チーム募集

昨年の牧水短歌甲子園の様子。3人の審査員が旗を上げ、勝敗が決まる

昨年の牧水短歌甲子園の様子。3人の審査員が旗を上げ、勝敗が決まる

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 日向市中央公民館(日向市中町)で8月17日・18日、「牧水・短歌甲子園」が行われる。現在、高校生の参加チームを募集している。

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 日向市東郷町出身の歌人・若山牧水の功績をたたえて始まった同大会。全国の高校生が自作の短歌を競うもので、今年で9回目の開催となる。団体戦のみで、1チームは選手3人、引率1人。事前提出の短歌で選ばれた11校と昨年度優勝校1校の計12校が本選に出場する。

 昨年は1都1道11県より過去最高の29校53チームから出場申し込みがあり、本選は北海道から宮崎までの計12チームで争われた。各人が自作の短歌を披露し、歌に込めた思いをプレゼンテーション。審査員である歌人の俵万智さん、笹公人さん、大口玲子さんの判定により、勝敗が決まった。優勝は宮崎西高校で、優勝経験のある宮崎商業高校を大差で破った。

 日向市役所文化生涯学習課・若山牧水係の若杉健司さんは「県内5校の出場から始まったこの大会も9回目を迎え、関係者一同うれしく思っている。参加経験者のOB、OGのほか、地元高校生がボランティアでサポートする温かい大会。10回の記念大会へつながるよう、今年も高校生にとって夏のよい思い出に残るような2日間の熱戦に期待したい」と話す。

 現在、参加チームを募集している。事前に選手3人の未発表自作短歌1人1首、各校計3首を記入して、郵送またはメールで提出。審査員長の歌人、伊藤一彦さんが審査後、予選通過校が決まる。締め切りは5月31日(当日消印有効)。参加無料。

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