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宮崎・細島港にクルーズ客船「セブン・シーズ・マリナー」が寄港 伝統芸能「ひょっとこ踊り」でもてなし

5万トン級のクルーズ船「セブン・シーズ・マリナー」

5万トン級のクルーズ船「セブン・シーズ・マリナー」

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 日向・細島工業港に4月19日、バハマ船籍のクルーズ客船「セブン・シーズ・マリナー」号が初寄港した。

日向市の伝統芸能「ひょっとこ踊り」

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 リージェント・セブン・シーズ・クルーズ社が運航する5万トン級のクルーズ船で、4月15日に東京港を出港し、高知港を経て、同港に寄港した。到着後、約600人の乗客の中には古民家の残る伝統的建造物群保存地区の町並みや立磐神社(以上、美々津町)、馬ヶ背、大御神社(以上、細島)などを巡る人や、観光バスで高千穂町まで足を延ばす人もいた。

 船内では歓迎セレモニーが行われ、日向市長らが出席した。港には「日向茶業」(南町)、餃子、飲茶専門店「口福」(門川町尾末)、就労支援施設が運営する雑貨店「HRC plus」(竹島町)、着物販売・レンタル衣装店「美結(みゆ)」(財光寺)など7団体が出店した。

 日本の伝統文化を体験してもらおうと着物の着付けを行った「美結」スタッフの桂木初美さんは「着物を着て観光地を巡り楽しんでもらえたらと思い企画した。日向市の観光地で写真を撮って、SNSで魅力を発信してもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。

 夕方の見送り時には、和太鼓愛好グループ「日向十五夜太鼓」が演奏パフォーマンス、同市役所愛好会が「ひょっとこ踊り」を披露した。

 ひょっとこ踊りの曲が始まると、船のテラスには続々と乗客が集まり、軽快なリズムと特徴ある踊りにカメラを構える人や踊りのまねをする人などでにぎわいを見せた。

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