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宮崎・美々津で「耳川ふるさと花火大会」 精霊流し、水鉄砲合戦、ライブステージも

海上で上げられる美々津の花火

海上で上げられる美々津の花火

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 宮崎・日向の美々津海岸で8月16日、「耳川ふるさと花火大会」が行われる。

新耳川フェス実行委員長の原田友星さん

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 美々津地域は神武天皇が東征に出発した「お船出の地」とされ、江戸時代から大正時代まで日向(宮崎)と京阪神の経済、文化交流の拠点として栄えた。今なお京都や大阪の文化の影響を受けた町家造りの建物が残り、当時の面影を残しているため、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

 当日は、海上で花火を打ち上げるほか、美々津保育園による「げんき太鼓」演奏、先祖の霊を慰める「精霊流し」を行う。

 花火大会に合わせて、今年は地元出身の大学生らが企画した「新耳川フェスティバル」も同時開催する。5人1組のチームで戦う水鉄砲合戦「耳川の戦い」、宮崎大学の学生らによるバンド演奏などのライブステージ、ヨーヨー釣りや型抜きなどの露店を出店する「ちびっこ広場」を展開。「フォトコンテスト」も行う。

 同フェス実行委員長で宮崎大学3年の原田友星さんは「私が生まれ育った美々津は高齢化が進み、昔は盛んだった祭りもどんどん規模が縮小されてきた。幼い弟や地元の子どもたちに昔のようににぎやかな祭りを楽しんでほしいと思い、祭りをきっかけに地元を離れている若い人たちが帰ってきてくれたらと考え、新耳川フェスを企画した」と話す。原田さんは現在、同イベントを成功させるためクラウドファンディングで支援者を募集している。

 開催時間は、耳川の戦い=10時~、ライブステージ=15時~、ちびっこ広場=13時~、げんき太鼓=17時~、精霊流し=18時~、打ち上げ花火=19時30分~。「耳川の戦い」参加申込みは8月13日締め切り、フォトコンテスト応募は8月26日まで。

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