延岡・幸町の虎彦サロン(延岡市幸町)で6月6日、麻を材料にしたハンドメードの作品展が始まった。
同展は門川町在住の松田ノリ子さんが主宰するグループのメンバー21人が合同で開く展示会。松田さんは大麻草の茎から採取される繊維「精麻(せいま)」を使い、手作業で結び上げる「麻守り」作家。しめ縄、鈴緒(すずお)、大幣(おおぬさ)、アクセサリーなど思い思いの作品を作り、展示する。
松田さんは「私は会津出身だが、祖母が麻の茎をなめして、精麻を作り、下駄の鼻緒が切れたら精麻で結ぶなどして、日常的に使っていた。14年前、東京から移住し、宮崎でも精麻のワークショップを行うようになったが、宮崎の人は麻が、より身近にあるのではないかと感じる。例えば、高千穂では正月飾りのしめ縄を一年中飾り、神様に『いつでもお越しください』と伝える文化がある。布の原材料でもあるので、神楽の衣装にも使われてきた。神とつながるものとして、麻が暮らしの中にあるのでは」と話す。「麻に触れると原点に戻れる感覚がある。縄文時代からある麻を知ってもらい、広めていきたい」とも。
開催時間は9時~18時(日曜と最終日は17時まで)。今月19日まで。