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延岡で「駄菓子の日」にチャリティーイベント 台風14号復興目的に

だがしの日実行委員会メンバー。右から2番目が妹尾さん

だがしの日実行委員会メンバー。右から2番目が妹尾さん

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 「だがしの日」にちなんだイベントが3月11日・12日、延岡市北川町の下赤地区公民館前広場で開催される。

妹尾さんが「ジブリの映画に出てくるような雰囲気」という駐車場への階段

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 地域活性化と災害復興を目的とし、全国各地で同時開催するチャリティーイベントで、3月12日が「だがしの日」であることから「駄菓子と笑顔の交換日」と名付けられた。

 昨春は北川町のイベントスペース「#北川コフレ」(TEL 090-1923-0270)で初開催し、2日間で延べ2000人が来場した。同会場が昨年9月の台風14号の影響により、使えなくなったため、今年は下赤地区公民館前の「ジブリの森」と呼ばれる広場に会場を移して行う。イベントは「#北川コフレ」を運営する妹尾麻樹さんが中心となり、ボランティアメンバー27人で組織する実行委員会が運営する。

 妹尾さんは「昨年10月、延岡にも大きな被害をもたらした台風14号の復興を目的とする。子どもの笑顔のために大人が真剣に取り組む、熱い思いが伝わればうれしい。高齢者が多い地域をにぎやかにしたいと下赤地区の人たちが全面協力してくれて、さまざまな面で助けられている。実行委員会の頑張りもあり、会場設営も万全に整ってきた。当日は駐車場整理のボランティアも募集しており、興味のある方はぜひ参加してほしい」と呼びかける。

 両日、紙芝居の読み聞かせと高校生以下を対象に駄菓子を配布する。主催の「#北川コフレ」によるドリンク販売、各種ゲーム、抽選会。ペダルカーで遊べる「サエカレーシング」も行う。トゥクトゥクの乗車体験やバルーンアート披露も行う。

 11日は、延岡市のいちご、ソフトクリーム販売の「いちにのいちご園」、唐揚げなどを販売する「Nanaka.(ななか)」、駄菓子店「桜ヶ丘商店」のほか、都城市の焼き芋店「koguma(こぐま)」、揚げ物店「あげもんや」、雑貨店「笑道(わらび)」など12店が出店する。ステージでは、ダンススタジオ「Rhythm Master(リズムマスター)」(延岡市)のキッズダンス、「劇団一時(いちじ)企画」(宮崎市)の演劇、日向市出身の歌手・小田加奈子さんのチャリティーコンサートを予定する。

 12日は、延岡市の米粉のから揚げなどを販売する「cafe tink tink(カフェティンクティンク)」、シフォンケーキ店「Sakamaki Sweets Kitchen(サカマキスイーツキッチン)」、カレー店「小野カレー」や日向市のカフェ「WHIZ CHILL HOUSE(ウィズチルハウス)」、大分県の揚げパン店「あげパンフクミミ」など11店が出店する。ステージでは、バトンチーム「Baton team STARS(バトンチームスターズ)」(日向市)、ダンス「Studio COSMO(スタジオコスモ)」(延岡市)、宮崎県のキャラクター「みやざき犬」によるパフォーマンスを展開する。

 開催時間は、11日=10時~15時、12日=10時~16時。入場無料。

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