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延岡で台風14号復興支援プロジェクト 「暖かいお正月を」と支援金募る

(左から)「ロハス宮崎たすけあいクラウドファンディングチーム」代表の押川敬視さん、メンバーの平山加奈子さん、内田理佐さん、山中はるなさん、小田洸さん、

(左から)「ロハス宮崎たすけあいクラウドファンディングチーム」代表の押川敬視さん、メンバーの平山加奈子さん、内田理佐さん、山中はるなさん、小田洸さん、

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 9月に宮崎県を通過した台風14号で被災した延岡市北方町の復興を支援しようというクラウドファンディングが12月1日、始まった。支援金を募るのは災害復興支援を行う団体「ロハス宮崎たすけあい」(延岡市船倉町2)。

台風14号通過後に延岡市北方町で行われたボランティア活動の様子

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 2019年に延岡市で竜巻被害が発生した時に活動を開始した同団体。宮崎県の中でも被害が大きく、1人が死亡した北方町で被災直後からボランティア活動を続けてきた。

 クラウドファンディングで募る支援金の目標額は300万円。集まった支援金は、床材などの材料を購入するほか、県外から来ているボランティアのガソリン代などに充てる。

 代表の押川敬視さんは「9月の台風では北方町の106棟が床上浸水した。まだ床板を張れていない家も多い。地元の人にせめて暖かいお正月を迎えてもらえれば」と話す。

 メンバーの一人で山中はるなさんは「被災地の現状を知って『何かできることはないか』とモヤモヤした思いを抱えている人に、現地にボランティアに行く以外の支援方法もあることを知ってもらえたら」と呼びかける。

 クラウドファンディングの締め切りは12月30日。

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