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延岡・サンロード栄町に延岡商高のチャレンジショップ 他校開発の商品も

21年目を迎えた延岡商業高校のチャレンジショップ「和」。左は店長の草野彪夢さん

21年目を迎えた延岡商業高校のチャレンジショップ「和」。左は店長の草野彪夢さん

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 延岡商業高校のチャレンジショップ「和(なごみ)」が9月22日、サンロード栄町にオープンした。

セレモニーではダンスの披露も

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 同店は生徒たちが店を運営することで、実践的に商いを学ぶことを目的に始められ、21年目を迎える。今回は昨年の山下新天街から市民活動拠点「ノベオカノマドハウス」に会場を移し、この日のために生徒たちは仕入れ班、広告班、商品開発班に分かれて準備を進めた。

 店には生徒が選んで仕入れた宮崎県内外の産品が並ぶ。日向市「長谷川だんご」のだんご、おはぎ、五ヶ瀬町「バーバクラブ」のかりんとう、椎葉村「菓te-ri」の「宮崎フルーツバター」、綾町「かわさき屋」の切り干し大根、きくらげ、熊本市「フジバンビ」のドーナツ棒など。県内の高校生が開発した、延岡学園高校の「のべがくプリン」、高鍋農業高校の酸乳飲料「ラクミ」、油みそ、ドレッシング、ジャムなども販売する。

 店長の草野彪夢(ひょうむ)さんは、「昨年先輩が店長として開店セレモニーに参加する姿を見て、かっこいいと思っていた。実際にショップ運営のために動いてみると、些細な間違いが起こることもり、各班の連携の難しさを感じた。商品開発班がマスクチェーンをオリジナル商品として作ったので、ぜひ手に取ってもらえれば」と話す。

 仕入れ班の畑田歩花(ほのか)さんは、「椎葉村の宮崎バターサンドやフルーツバターを店に置きたいと思い、電話で仕入れ先に交渉した。皆それぞれ、自分が仕入れた商品については思い入れがあり、とても詳しく説明ができる」と笑顔を見せる。

 9月は26日、27日、29日、10月は3日、4日、6日、17日、18日に営業する。営業時間は14時~16時。

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